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1973年クルト・ザンデルレンク指揮初来日ドレスデン・シュタッツカペレ演奏会パンフレットと半券、ちらし（書き込み、折り目あり）&ライブCD（ブラームス交響曲第1番他）興味ある方の元に届けられましたら幸いです。 1973年6月18日東京厚生年金館最初のワーグナーのマイスタージンガーが響いた瞬間！ぞくっとしました。「音が違う！」重厚でいて柔らかく燻んだような独特の響き。人生初オーケストラで感動した燻し銀の響きと例えられたノイマン・チェコフィルの音をさらに燻した極上の響き。続くはベートーヴェンの交響曲第8番。休憩後の、すでにレコードで高評価を受けていたブラームス交響曲第1番はさらに感動的でした。ドレスデンサウンドをどっぷりと浴びながら、堅実な危なげない悠々な流れの中に身を任せての夢心地。フィナーレに向けての圧倒的な推進力。アンコールはドレスデンの楽長でもあったウェーバーの歌劇「オベロン」序曲。これがまた歴史、伝統にささえられたホルンはじめ極上の響きを奏でるのですから、たまりません。演奏会終了後、興奮さめやらず、ザンデルレンクさんには会えませんでしたが、楽屋口で、若気のいたりか10人もの楽員の方からサインを頂きました（写真4）あれからもう50年も経ってしまいました。当日購入したパンフレットです。それなりの劣化があります。付録？としてCD同袍いたします。折しも当日（6/18）の演奏会をFM東京TDKオリジナルコンサートが収録。後日放送され、後にCD化。（マイスタージンガー序曲、ブラームス交響曲第1番、アンコール曲のオベロン序曲）当日の記憶と重ねて追体験することができました。1972年のスタジオ録音盤や後のベルリン響盤と聴き比べるのも一興です。出品に当たり、盤チェックを兼ねて試聴しましたが、改めて凄い演奏です。両者絶好調で、圧巻のブラームスの後、アンコール（オペロン序曲）でよくまあこれだけ鳴らせるものだと唖然としたことを思い出しました。

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